JOB

研修講師の仕事とは

企業の社員の人材育成を目的に、研修を実施する仕事です

社員のモチベーションや各種スキルや知識によって企業の業績は大きく変化するため、社員の能力やスキルアップ、およびキャリア支援のための様々な研修を実施しています。新入社員研修のみならず、階層別や目的別の研修を実施し、受講生も若手層からベテラン層まで幅広い方が対象です。

研修日程は、お客様のご要望や研修テーマの難易度によって変わりますが、短いコースで半日、通常は1日~2日で実施します。学校の授業とは異なり、企業研修は職場実践(再現性)が求められます。ですから、知識付与の講義だけでなく、演習を通じて実践イメージを膨らませます。また、受講生自身の役割認識やマインドを醸成することも必要です。講義と演習を織り交ぜ、受講生との対話を通じて「時には優しく時には厳しく」フィードバックすることで、研修における学びを職場で活用できるようにサポートします。

講義/演習/フィードバックを通して企業の社員の人材育成を行う

仕事の流れ

  • ①プロフィールの提出
    自身の経歴、過去の登壇実績、登壇可能なテーマや階層などをまとめた講師プロフィールを作成し、自身の講師としての経歴やスキルをお客様にご紹介できるようにします。また、実際の登壇映像を撮影し、お客様にご覧いただくこともあります。
  • ②研修登壇のオファー
    当センターから講師の方に、ご登壇いただきたい案件をメールでお知らせします。研修内容や研修日程、研修会場などをご確認いただき、研修実施に向けて登壇可能な日程を仮押さえいただきます。大多数の案件は3~6か月前にメールを送りスケジュールを確定していきます。
  • ③研修の準備
    研修の実施が決まると、登壇に向けて準備を進めていきます。準備内容は、研修実施の背景、教材の内容、研修の進行、登壇練習、演習ツールの確認などがあります。場合によってお客様や研修担当者と事前打ち合わせを実施し、受講生の課題についてヒアリングしたり、研修内容の調整を図ることもあります。
  • ④研修の実施
    研修仕様をもとに会場へ現地入りします。開始前には会場設営や教材配布だけでなく、受講生や事務局とコミュニケーションをとったり最終打ち合わせをしたりします。開講後は、用意した教材や備品を使って受講生とともに研修を進めます。終了後には片付けをし、事務局様と振り返りをした後会場をあとにします。
  • ⑤研修後の対応
    研修の所感(レポート)をまとめます。所感には、受講生にお伝えしたこと、取り組み姿勢、理解度や定着度合いなどを記載します。今後の課題などにも触れ、今後お客様が何に取り組むべきかということも提案します。
    講師は自身の登壇について振り返るとともに、継続的な育成施策として実施できるような提案を行います。

研修講師に向いている人

人が好きで、人の変化や成長に貢献したい人

研修講師とは、決して「人に何かを教える卓越した人」ではなく、あくまでも受講生が気づきを得て、行動を起こす、変わろうとするお手伝いをする人です。人に興味があり、人の成長を支援したい人は、研修講師に向いています。

常に学ぶ姿勢を忘れない貪欲且つ謙虚な人

企業が求める研修は、時代によって変化します。また、研修に関連する概念や理論、ツールも日々アップデートされていきます。一度学んだら終わり。「わかっている」という姿勢では取り残されていきます。講師には、常に最新の情報をキャッチアップし学び続ける、貪欲かつ謙虚な姿勢が求められます。

人の手本になれる人

研修講師は、研修の中身や話す内容だけではなく、自身の一挙手一投足が注目されます。
常にその意識を持ち続け、自身を律することも大切です。

この様な方をお待ちしています

既に講師としての登壇経験のある方

  • 企業内で社内講師として活動しているが、今後は外部講師としての独立を目指したい
  • 登壇の機会はあるものの、なかなか指名やリピートをいただけず、登壇実績が増えない
  • 登壇できる研修テーマの拡大や、講師としてのスキルアップを目指したい

これから講師を目指したい方

  • 副業として研修講師を目指したい
  • キャリアチェンジとして研修講師を目指したい
  • 人生100年時代を見据え、退職後のセカンドキャリアにしたい
  • 取得した資格を活かして講師として活動したい
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